アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。

概況

■ 全国 – 平均時給 982円。前月比3円の減額、前年比5円の減額

　2011年7月の全国平均時給は、982円（前月985円、前年同月987円）で、前月比3円の減額、前年同月比では5円の減額となり、前年比で4カ月連続のマイナスとなった。

■ エリア別 – 関東エリア以外の4エリアで前年比プラス　東海エリアは製造の求人増加で時給増へ

　2011年7月のエリア別平均時給は、関東エリアが1,023円と最も高く、次いで関西エリア（999円）、東海エリア（983円）、九州エリア（859円）、北海道エリア（830円）となった。 　対前年増加率は関東エリア（-2.6％）を除いた4エリアでプラスとなったが、求人件数が多く、時給相場も高い関東エリアの減少が影響し、全体では-0.5％のマイナスに。また、東海エリアでは2010年9月以来の前年比プラスになった。自動車を中心とした製造工の採用増加により、東海エリアの採用全体が活発化しており、このことが全体の時給上昇にも影響しているようだ。

■ 職種別 – フード系、2011年2月以来のプラスに

　2011年7月の職種別平均時給は、専門職系が1,227円と最も高く、次いで「運輸職系」（1,019円）、「事務系」（991円）、「サービス系」（971円）、「技能・労務系」（968円）、「フード系」（919円）、「販売系」（918円）と続いている。　 　対前年増加率は、「販売系」（-5.4％）、「事務系」（-3.0％）など、3職種でマイナスに。「フード系」では、2011年2月以来の前年比プラスとなった。

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