アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。
概況
(前月987円、前年同月983円)
- 【全体】 ~ 平均時給 988円。前月比1円増加、前年同月比5円増加
- 2014年11月の全国平均時給は988円(前月987円、前年同月983円)で、前月比1円の増加、前年同月比5円の増加となった。前年同月比、前月比ともにプラスとなったのは3カ月ぶりだ。また、前年同月比は4カ月連続プラスとなっている。「an」に寄せられる求人数(※)は前月比-2.0%、前年同月比+74.0%だった。
- 【エリア別】 ~ 東海、関西エリアで前年同月比が大きく増加
- 2014年11月のエリア別平均時給は、関東エリアが1,048円と最も高く、次いで東海エリア(995円)、関西エリア(992円)、九州エリア(847円)、北海道エリア(830円)の順となった。東海では前年同月比+38円(+4.0%)、関西では前年同月比+18円(+1.8%)と、大幅な増加がみられた。また、北海道を除く4エリアで前年同月比プラスとなっている。
- 【職種別】 ~ 選挙関連求人の増加によって「事務系」平均時給が上昇
- 2014年11月の職種別平均時給は、「専門職系」(1,127円)が最も高く、「サービス系」(1,040円)、「事務系」(1,036円)、「運輸職系」(1,015円)、「技能・労務系」(967円)、「フード系」(945円)、「販売系」(900円)と続いた。
時給の上昇が続く「サービス系」は、+2.0%で17カ月連続前年同月比プラスとなった。特に、カラオケ・マンガ喫茶では20カ月以上連続で時給が上昇している。同じく、ゲーム・パチンコなどを含むアミューズメント系では、今後も上昇傾向が見込まれる。また、「事務系」では衆議院の解散を受け、選挙に関連した求人案件が増えている。特に出口調査の調査員や電話調査を行うコールセンターなど、比較的時給の高い案件が増加しているため、「事務職」全体の平均が押し上げられ、前年同月比、前月比ともにプラスとなった。
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