アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。
概況
(前月995円、前年同月979円)
- 【 全体 】 ~ 平均時給 987円。前月比8円減少、前年同月比8円増加
- 2015年3月の全国平均時給は987円(前月995円、前年同月979円)で、前月比8円の減少、前年同月比8円の増加となった。「an」に寄せられる求人数(※)は前月比+0.1%、前年同月比+67.5%で、2008年8月調査開始以来の最多を、2カ月連続で更新した。
- 【 エリア別 】 ~ 2カ月連続で5つのエリア全て、前年同月比プラスに
- 2015年3月のエリア別平均時給は、関東エリアが1,036円と最も高く、次いで関西エリア(1,002円)、東海エリア(971円)、九州エリア(857円)、北海道エリア(844円)という順になった。関西では、「専門職系」、「サービス系」、「運輸系」が好調で、3つの職種で平均時給が関東を上回っている。
- 【 職種別 】 ~ 採用難化を受け、「事務系」が前年同月比5カ月連続プラス
- 2015年3月の職種別平均時給は、「専門職系」(1,134円)が最も高く、「事務系」(1,047円)、「運輸職系」(1,044円)、「サービス系」(1,008円)、「技能・労務系」(967円)、「フード系」(941円)、「販売系」(903円)と続いた。 女性に人気のある「事務系」では、昨年11月から時給の上昇が続いている。背景には、これまで比較的応募が集まりやすかった職種でも、採用が難化し始めていることがあげられる。また、主婦層が多いスーパーなどの「レジ・包装」も採用難化の影響から、4カ月連続で時給が上昇。「販売系」全体も3カ月連続前年同月比プラスとなっている。一方、先行して時給を上げてきた「フード系」では、6カ月連続前年同月比マイナスとなり、時給の高止まりが鮮明だ。各職種で月毎の増減は見られるが、前年同月比ではプラストレンドが継続している。
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