アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。

概況

【全体】～平均時給 1,007円。前年同月比 21カ月連続で時給上昇。求人数は前年同月比＋32.8％

2016年11月の全国平均時給は1,007円（前月1,003円、前年同月988円）となりました。前月比で4円増加、前年同月比で19円増加となり、前年同月比22カ月連続で上昇しました。求人数*は前月比+1.8％、前年同月比+32.8%と、前月比・前年同月比ともに増加しています。 ※「an」サイトの求人掲載数。

【エリア別】～「関西エリア」「北海道エリア」「九州エリア」は前年同月比 連続上昇

エリア別平均時給は「関東エリア」が1,065円で最も高く、次いで「関西エリア」が1,007円、「東海エリア」が978円、「九州エリア」が916円、「北海道エリア」が871円、という順になりました。全エリアで、前年同月を上回っていますが、中でも「関西エリア」は20カ月連続増、「北海道エリア」は22カ月連続増、「九州エリア」は40カ月連続増と、時給の上昇が継続しています。

【職種別】～「販売系」「サービス系」「フード系」など 前月・前年同月比ともに増加

職種別平均時給は「専門職系」が1,140円でもっとも高く、次いで「運輸職系」（1,104円）、「営業系」（1,087円）、「事務系」（1,039円）、「サービス系」（1,035円）、「技能・労務系」（990円）、「フード系」（968円）、「販売系」（938円）と続きました。年末年始に向けた短期募集で、「販売系」「サービス系」「フード系」「技能・労務系」「営業系」の5職種にて前月比・前年同月比ともに増加しました。

【解説】～最低賃金上昇・年末年始の短期募集の影響を受け 3カ月連続で1,000円越え

11月は、10月に実施された最低賃金の引き上げ、および年末商戦に向けた人材獲得競争の影響を受けて、求人数は増加、全国平均時給は3カ月連続で1,000円を超えています。また、有効求人倍率が上昇し続け、依然として採用難が継続している状況です。12月は、年末年始の繁忙期を迎えるため、フード系、販売系などの職種においてアルバイト採用が落ち着き、全体の平均時給は微増する見込みです。

平均時給

専門職系　平均時給（全国）

事務系　平均時給（全国）

販売系　平均時給（全国）

営業系　平均時給（全国）

フード系　平均時給（全国）

サービス系平均時給　（全国）

運輸職系　平均時給（全国）

技能・労務系　平均時給（全国）

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