アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。

概況

＜定義変更について＞
2016年5月データより市況感に合わせたサンプル数に変更。過去のデータについても2013年1月まで遡って再集計を行っております

【 全体 】 ～ 平均時給 999円。前年同月比 30カ月連続で時給増加

2017年7月の全国平均時給は999円（前月1,006円、前年同月988円）となりました。前月比-7円、前年同月比＋11円となり、前年同月比は30カ月連続で増加しました。求人数*は前月比-0.1％、前年同月比+22.6%となり、前月比は減少したものの、前年同月比は増加となりました。
※「an」サイトの求人掲載数。

【 エリア別 】 ～ 関西以外のエリアで前年同月比を上回る時給の増加

エリア別平均時給は「関東エリア」が1,051円で最も高く、次いで「関西エリア」が1,001円、「東海エリア」が986円、「九州エリア」が896円、「北海道エリア」が890円、という順になりました。7月は関西以外のエリアで前年同月を上回る結果となりました。中でも「北海道エリア」は30カ月連続増、「九州エリア」は48カ月連続増と、前年同月比を上回る状況が継続しています。

【 職種別 】 ～ スマートフォンのコールセンターで採用ニーズ高まる

職種別平均時給は「専門職系」（1,108円）でもっとも高く、次いで「運輸職系」（1,073円）、「事務系」（1,050円）、「サービス系」（1,012円）、「技能・労務系」（1,000円）、「営業系」（997円）「フード系」（970円）、「販売系」（924円）と続きました。スマートフォンの新機種発売や格安スマートフォンの台頭に伴い、「事務系」の職種に分類されるコールセンターの需要が高まりました。前月比、前年同月比ともに時給が増加しています。

【 解説 】 ～ 「東海エリア」の採用が活発に

7月の全国平均時給は、前月比で-7円、前年同月比で+11円となりました。関東・関西エリアの時給は上げ止まり傾向にあるものの、9月にスマートフォンの新機種が発売される影響で、電子部品の製造にかかわる軽作業やラインスタッフ、製造工など技能・労務系職種の採用が活発になっています。東海エリアでは2件の大型商業施設が9月にリニューアルオープンするため、新店舗の出店に伴うサービス系やフード系の案件が増加しました。
8月の平均時給は、都道府県別最低賃金の改定による影響から、各社賃金の底上げが行われ、平均時給は増加する見通しです。

平均時給

専門職系　平均時給（全国）

事務系　平均時給（全国）

販売系　平均時給（全国）

営業系　平均時給（全国）

フード系　平均時給（全国）

サービス系平均時給　（全国）

運輸職系　平均時給（全国）

技能・労務系　平均時給（全国）

詳細資料のダウンロード

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