アルバイトの全国平均時給から地方・業界別平均時給まで。アルバイト採用の参考になる情報をお届けします。

概況

＜定義変更について＞
2016年5月データより市況感に合わせたサンプル数に変更。過去のデータについても2013年1月まで遡って再集計を行っております

【 全体 】 ～ 平均時給 1,037円と2カ月連続で過去最高を更新

2017年11月の全国平均時給は1,037円（前月1,035円、前年同月1,007円）となり、2カ月連続で現定義の調査（2013年1月～）以来過去最高の値となりました。前月比+2円、前年同月比＋30円となり、前年同月比は34カ月連続で増加しました。求人数*は前月比103.3％、前年同月比114.5%となり、前月比、前年同月比ともに増加しました。
※「an」サイトの求人掲載数。

【 エリア別 】 ～ 「北海道エリア」の平均時給が900円を越え、過去最高に

エリア別平均時給は「関東エリア」が1,090円で最も高く、次いで「東海エリア」が1,065円、「関西エリア」が1,022円、「九州エリア」が917円、「北海道エリア」が901円、という順になりました。「北海道エリア」は34カ月連続増、「九州エリア」は52カ月連続増と、前年同月比を上回る状況が継続しています。関東以外の全エリアの平均時給は現定義の調査（2013年1月～）以来過去最高となり、「北海道エリア」では初めて900円を上回りました。

【 職種別 】 ～すべての職種で前年同月比を上回り、前月比は「専門職系」以外の全職種で増加

職種別平均時給は「専門職系」（1,153円）でもっとも高く、次いで「運輸職系」（1,138円）、「事務系」（1,081円）、「技能・労務系」（1,060円）、「サービス系」（1,054円）、「販売系」（996円）、「フード系」（984円）と続き、全職種の平均時給が前年同月比を上回る結果となりました。全職種で前年同月比を上回っており、前月比も「専門職系」以外のすべての職種で増加しました。

【 解説 】 ～ 全国平均時給は2カ月連続で過去最高を更新。早くも年始セールに向け「販売系」のニーズ高まる

11月の全国平均時給は、前月比、前年同月比ともに増加し、2カ月連続で現定義の調査（2013年1月～）以来過去最高の値を更新しました。また、「関東エリア」以外の全エリアの平均時給も過去最高となりました。「販売系」の職種では、早くも年始のセールに向け、相対的に時給の高い短期バイトの募集が増え、全エリアで時給が上昇しています。「フード系」の職種では、年末繁忙期の影響もあり、求人数は減少しましたが、引き続き労働力不足が続いているため、レジや注文システムの自動化が進んでいます。12月は、年末の繁忙期を迎え、「フード系」「販売系」などの職種において採用が落ち着き、全体の平均時給は微増する見込みです。

平均時給

専門職系　平均時給（全国）

事務系　平均時給（全国）

販売系　平均時給（全国）

フード系　平均時給（全国）

サービス系平均時給　（全国）

運輸職系　平均時給（全国）

技能・労務系　平均時給（全国）

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