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長期休暇対策:冬季編 年末の求職者動向 (2)

長期休暇、帰省、お正月やクリスマスなどの定番イベントなど、多くの人にとって慌ただしい時期となる年末年始。またその時期は、年末商戦や観光・レジャースポットの繁忙期であり、業種・業態によっては、求人のニーズが高まる時期でもある。そういった中、12月の求職者動向はどうなっているのだろうか。また、求職者はどういった働き方を希望しているのか。属性別にその動きと変化を追ってみた。

INDEX

3 12月の希望支払い形態

年の瀬に見られる「日払い」ニーズとは・・・?

次に、応募者の希望支払い形態を属性別に見てみよう。まず、12月(図3-1)だが、どの属性も「時給」がもっとも多く、すべて過半数を超えている。しかし、10月~翌3月の結果(図3-2)と比べてみると、実はすべての属性で、12月は「時給」の希望者が10月~翌3月の平均を下回っていることがわかる。
その分、12月に増加したのが「日給」だ。その比率がもっとも高かったのは高校生の44%。唯一、40%を超えている。次いで社会人の37%、無職の36%と続く。しかし、もっとも「日給」希望者の割合が少なかった主婦でも、10月~翌3月と比較して7%もアップしている。

vol.5
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今月のまとめ

  • 長期休暇の応募動向、総数では大学生、伸びでは高校生に注目。 長期休暇の応募動向、総数では大学生、伸びでは高校生に注目。年末年始の応募状況は、通年から見れば鈍化傾向にあるが、その中で高校生だけは応募比率が伸び、大学生も安定して多い。また、属性で応募のピーク時が異なることも考慮したい。高校生は12月の第3週、大学生は第1週。また、主婦は第4週が狙い目になりそうだ。
  • 希望の就業日数は学生が短期化傾向にあり。とくに高校生に顕著。12月の求職者は、短期を好む傾向が見て取れる。具体的には「週1日~2日」勤務の希望が全体では7割に達した。こういった勤務シフトが可能であれば、効率的な人材確保が期待できる。また、属性では、高校生の希望比率が高いが、この時期だけ「週1日~2日」に希望が変わるという意味で、主婦や大学生の伸びも見過ごせない。
  • 短期勤務、スポット的勤務の日払いニーズが応募者全体に増加。12月の求職者の特徴として、他の時期より給与の日払いを好む比率が高まる。先の短期化傾向と合わせて考えれば「スポット的な仕事を日払いで」というニーズが浮かび上がる。「掛け持ちでもう一つ仕事を」と考える求職者の存在が予想される。応募が減少するこの時期において、スムーズな採用計画のひとつのヒントになるはずだ。

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