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なぜ、働き方を変えるのか?雇用形態別:仕事の選択基準 (2)

アルバイトか、派遣社員か、あるいは契約社員なのか、正社員なのか…。雇用形態の選択にはそれなりの理由があるはず。さらに、同じアルバイト希望でも、現在アルバイトとして働く者と派遣社員では求めるものが異なるかもしれない…。そこで今回は、希望する雇用形態別に、仕事の選択基準を探る。しかも、“現在の”雇用形態別に探ってみたい。それは同時に雇用形態を変える、あるいは変えない理由も浮き彫りにするはずだ。

INDEX

3 派遣社員希望者が仕事選択時に重視するポイント

最大の魅力はやっぱり給与。ただし派遣継続層は仕事内容も重視

続いて、派遣社員希望者の場合(図3-1)はどうだろう。希望者全体では「給与が高いこと」(20%)がトップ、以下「勤務地が自宅から近いこと」「仕事内容に興味が持てること」と続く(ともに11%)。先に見た「アルバイト・パート希望者」と比べると、1位の「給与」が突出しているのが特徴だ。

〈現在の雇用形態別〉

●現在は「アルバイト・パート」の場合

「派遣社員希望者」の3割程度を占めているのが、この「現在はアルバイト・パート」の人たち。「時間の融通」や「イエチカ」も高めではあるが、「給与」がトップで突出している。また、「仕事の内容が自分に合っている」が6%と低い。やはり、高い給与を求めて派遣を希望しているのだろう。

●現在も「派遣社員」の場合

「派遣社員希望者」の7割近くを占めている。重視点トップは「給与が高い」、そして2位には「「仕事の内容が自分に合っている」(13%)。まさに派遣社員らしい特徴といえるだろう。

●現在は「契約社員」の場合

「派遣社員希望者」の5%程度を占める。回答者数23なので参考値とする。「給与が高いこと」(24%)・「時間の融通」(15%)がとりわけ高いのが特徴。

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4 契約社員希望者が仕事選択時に重視するポイント

ほかの雇用形態にとっては、給与のほか仕事内容も魅力

次に、契約社員希望者を見てみよう(図4-1)。トップは「給与が高いこと」(16%)。以下、「仕事の内容が自分に合っている」(12%)、「仕事内容に興味が持てる」(9%)、「やりがいのある仕事である」(9%)と、仕事内容に関した項目が並ぶ。これは、アルバイト・パート希望や派遣社員希望には見られなかった傾向だ。逆に「時間の融通」や「勤務地が近い」といった要素は、契約社員という形態にはあまり期待していないようだ。

〈現在の雇用形態別〉

●現在は「アルバイト・パート」の場合

「契約社員希望者」の過半数を占めているのが、この「現在はアルバイト・パート」の人たち。「やりがいのある仕事である」(12%)が、トップの「給与が高いこと」(13%)とほぼ同程度。また「仕事が内容に興味が持てる」も高い。アルバイトから契約社員へうつる人たちは、給与だけでなく仕事内容ややりがいを強く求めていることが分かる。

●現在は「派遣社員」の場合

「契約社員希望者」の2割近くを占めている。「仕事の内容が自分にあっていること」(14%)、「自分でもできそうな仕事であること」(13%)がほぼ同程度でトップ。ついで「給与が高いこと」。仕事内容を重視、しかもやりがいや興味というよりは、自分とのフィット感に重点が置かれている点が興味深い。

●現在も「契約社員」の場合

「契約社員希望者」の3割近くを占めている。「給与が高いこと」(22%)が突出。一方で「やりがいのある仕事である」がわずかに1%程度。現在契約社員の人たちが、続行して契約社員を希望する場合、それは何よりも給与を重視するゆえという傾向が見られる。

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5 正社員希望者が仕事選択時に重視するポイント

給与よりも仕事内容の傾向がつよいなか、契約社員からの転向者はやはり給与第一

最後に正社員希望者はどうだろう(図5-1)。重視点1位は「やりがいのある仕事であること」(14%)。以下「給与が高いこと」、「仕事内容に興味が持てること」と続き、仕事内容重視の傾向がうかがえる。

〈現在の雇用形態別〉

●現在「アルバイト・パート」の場合

正社員希望者」の6割以上を占めているのが、この「現在はアルバイト・パート」の人たち。「やりがいのある仕事であること」(15%)が突出。2位は「仕事内容に興味が持てること」(10%)、3位は「給与が高いこと」。やりがい重視の傾向が強い。

●現在「派遣社員」の場合

「正社員希望者」の2割を占めている。「やりがいのある仕事である」(14%)・「給与が高いこと」(12%)がほぼ同じ。やりがいと給与の両方を求めているとも言えるだろう。

●現在「契約社員」の場合

「正社員希望者」の2割を占めている。「給与が高いこと」(15%)が突出する一方、「やりがいのある仕事である」や「仕事内容に興味が持てる」は、他の雇用形態よりも低い。契約社員の給与にこだわる傾向が、ここでも見られた。

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今月のまとめ

今月のまとめ 雇用形態を選択する際、現在の雇用形態の違いがそのまま選択基準の違いとして少なからず現れることがわかった。それは採用側からすれば、同じアルバイト・パート採用にしても、その採用条件の中身によって、現在アルバイト・バートの人にフックするのか、現在契約社員にフックするのかが変わってくるということを意味する。以下に今回のアンケート結果の要旨を列記した。より効率的な採用計画のヒントになるはずだ。―アルバイト・パート希望者の場合:総じて時間の融通やイエチカが魅力。ただし、現在もアルバイト・パートに従事する層では、時給が選択基準のトップとなる。一方、現在は派遣や契約社員として働く層では、時給よりも時間の融通やイエチカを優先している傾向がある。―契約社員希望者の場合:総じて給与のウエイトが高い。ただし、現在アルバイト・パートの層は仕事のやりがい、現在派遣社員の層は仕事への適正をも求めて、契約社員への転向を希望する傾向が強い。一方、現在も契約社員である「契約継続層」は、あくまでも時給最優先の様子。

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