アルバイト採用・育成に役立つ人材市場レポート「アルバイトレポート」 > 市場調査・マーケットデータ > 職種・業界別:就業者分析 ~フード関連職種編~ (2)

職種・業界別:就業者分析 ~フード関連職種編~ (2)

求職者にとって職種とは、仕事選びの起点となりうる重要な要素。雇用側にとっても「自分達の職種を選ぶ人は何に惹かれ、何を嫌うのか?」というように、求職者を職種という点から分析することは、同じく重要。そこで今回は、職種ごとに違う求職者動向を探ってみよう。この4月号では、学生からフリーター、主婦まで、幅広い求職者が勤務を希望している飲食関連の職種を特集する。

INDEX

4 フード系で唯一「仕事内容」を最重視:キッチンスタッフ

次は「キッチンスタッフ」。 まずキッチンスタッフ希望層の、仕事選び重視点から(表4-1)。 重視トップは「仕事内容に興味がもてること」(11%)。フード系で仕事内容に関することがトップであるのは、唯一この「キッチンスタッフ」だけだ。4位・5位にも「仕事の内容が自分にあっていること」(10%)、将来役立つ資格・技術が身につくこと」(10%)がランクインしているように、仕事内容へのこだわりの強さが、この職種の大きな特徴といえる。一方で「給与が高いこと」(10%)・「時間の融通がきくこと」(8%)・「店長や社員の雰囲気はよいこと」(4%)は、フード希望者全体と比べると低い。条件や人間関係よりも、仕事内容優先の傾向が顕著に現れる結果となった。

表4-1 仕事選びの重視ポイント

では、キッチンスタッフ職の「辞めた理由」「続けている理由」を、下表(4-3)(4-4)でみていこう。 辞めた理由トップは「店長や社員の雰囲気が悪いから」(26%)、続いて「働いている人になじめないから」(20%)。重視点では仕事内容に関することが高かったが、実際辞める理由としては、ほかのフード職同様に人間関係が大きく影響しているようだ。 一方、続けている理由は、「勤務地が自宅から近いから」(34%)、「時間の融通がきくから」(32%)と、こちらも仕事内容よりイエチカ・シフトといった条件の影響が大きい。ただ、3位以降は「仕事内容に興味が持てるから」(26%)、「やりがいのある仕事だから」(23%)、「仕事の内容が自分にあっているから」(22%)と、仕事内容に関することが並ぶ。またTOP10のなかに「将来役立つ資格・技術が身につくから」(16%)があがっているのも特徴的だ。ほかのフード系職種では「人間関係」に関することが上位であるなかで、この傾向は、やはり内容重視のキッチンスタッフ職の特徴といえそうだ。

表4-2 辞めた理由 表4-3 続けている理由

vol.10 : PDFダウンロード

ページトップへ

5 給与へのこだわりが最も高い:居酒屋・バー

最後に、居酒屋・バーについて詳しくみていこう。 まず希望層の重視ポイント(表5-1)だが、トップは「給与が高いこと」(24%)で、ほかの項目に圧倒的な差をつけて突出している。 ついで「店長や社員の雰囲気がよいこと」(12%)、「仕事内容に興味が持てること」(11%)と続く。ほかのフード職で上位にあがっていた「勤務地が自宅から近いこと」や「時間の融通がきくこと」は、それぞれ5%・9%とわずかに1割未満。居酒屋・バーで働きたい層では、こうした条件よりも、とにかく給与にこだわる姿勢が垣間見れる結果となった。また「服装や身だしなみのルールが厳しくないこと」がTOP10にあがってきているのも、この職種の特徴といえる。

表5-1 仕事選びの重視ポイント

では、実際にこの職種に就いた人の辞める理由・継続の理由は何であろうか(下表(5-3)(5-4))。 辞めた理由トップは、「店長や社員の雰囲気が悪いから」(21%)、ついで「仕事内容があっていないから」(15%)「働いている人になじめないから」(15%)と続く。重視度で突出していた給与については、15%で5位にランクインと意外に低い。 一方 継続の理由は、「時間の融通がきくから」(32%)・「勤務地が自宅から近いから」(32%)がトップで、以下「店長や社員の雰囲気がよいから」(29%)、「働いている人と仲がよいから」(27%)と続く。イエチカ・シフト・人間関係という3点が上位を占めている点は、レストラン・カフェやファーストフードと変わらない。ただし5位に「給与が高いから」(23%)、10位に「服装や身だしなみのルールが厳しくないから」(11%)がランクインしている点は、この層特有の傾向といえそうだ。

表5-2 辞めた理由 表5-3 続けている理由

vol.10 : PDFダウンロード

 

今月のまとめ

飲食系職種は全般的に女性から高い支持

フード系職種希望者全体で、実にその7割が女性。特に多いのがフリーター女性(24.7%)と大学生女性(23.9%)で、大学生女性は「レストラン・カフェでのウェイター・ウェイトレス」、フリーター女性は「キッチンスタッフ」で、それぞれ3割強を占めている。

仕事選びのポイントは職種ごとに大きな差が

フード系職種希望者全体では、「給与が高いこと」を重視して仕事を選ぶ割合が15%でTOP。「勤務地が自宅から近いこと」は8.4%で5位となっている。しかし、ファーストフード希望者にとってはその割合が逆転し、「勤務地が自宅から近いこと」が16.6%で1位、「給与が高いこと」は8%で4位。他にもキッチンスタッフ希望者は全体に比べて仕事内容や資格へのこだわりが高いなど、希望職種ごとに志向は大きく異なる。

続いているのは「時間」の都合

仕事を続ける理由は「時間の融通がきくから」、「勤務地が自宅から近いから」に集中している。仕事を選ぶ段階では、給与や時間などこだわりのポイントがわかれるものの、働き続けるためには時間の都合が大きく影響するようだ。一方、仕事を辞める理由では、人間関係に関する回答が多かった。職種ごとの特徴を考えるとき、重視点、辞める理由、続ける理由のそれぞれのデータを複合的に考慮したい。

ページトップへ

前のページへ

応募数を増やしたい!

応募改善記事一覧はこちら

面接率を上げたい!

面接改善記事一覧はこちら

採用成功したい!

採用成功記事一覧はこちら

定着率を上げたい!

定着改善記事一覧はこちら

お役立ち資料ダウンロードLIBRARIES

一覧はこちら

平均時給レポート

最新の平均時給レポートはこちらから無料でダウンロードできます

労働市場データ

最新の労働市場データはこちらから無料でダウンロードできます

雇用契約書等ひな型

雇用契約書などのひな型はこちらから無料でダウンロードできます

ポスターテンプレート

求人ポスターのテンプレートはこちらから無料でダウンロードできます

セミナー・イベント情報SEMINARS AND EVENTS

一覧はこちら