アルバイト採用・育成に役立つ人材市場レポート「アルバイトレポート」 > 市場調査・マーケットデータ > 業界別分析:仕事選びの基準と辞める理由 ~オフィスワーク編~ (2)

業界別分析:仕事選びの基準と辞める理由 ~オフィスワーク編~ (2)

  多様な属性・年代において、希望職種の上位にあがるオフィスワーク。特に女性からの評価が高い。しかし、同じ事務職でも業態や規模によって全く仕事内容が異なるように、いざ職場に入ってみるまでは実態業務が把握しづらい職種ともいえる。
今回は、そんなオフィスワークの希望者たちが何を求めてこの職種を選んだのかなど、その仕事探し動向を探ってみよう。

INDEX

3 オフィスワーク 辞める理由と続ける理由

では、こういったオフィスワーク従事者は、どのような理由でその仕事を辞めたり続けたりしているのだろう(表3-1、表3-2)。

【オフィスワークを辞めた理由】トップは「店長や社員の雰囲気が悪いから」。オフィスワークでも人間関係の悪化が最も影響している。
次に高いのが「仕事内容に興味が持てない・失った」や「やりがいのある仕事でないから」。これらは、全体と比べてみてもオフィスワーク特有に高い。前頁(表2-1)で見たように、仕事選びの際に重視した点としては「やりがいのある仕事」のウエイトは低い。だが、実際に働いてみると、これが辞める理由として大きな項目となるようだ。
一方で、不満の高かった収入関連を探してみると、「給与が低いから」は4位、「交通費が支給されないから」は11位、「ボーナス・歩合など通常の給与以外の収入がないから」は14位にランクイン。給与は辞めるか辞めないかに影響があるものの、交通費やボーナス・歩合などについては、それほど大きな影響はなさそうだ。
また、他職種と比べて低い理由として、「楽でない・疲れる仕事だから」「時間の融通がきかないから」があげられる。

では次に、【オフィスワークを続けている理由】を見てみよう(表3-2)。
1位は「勤務地が自宅から近いから」、2位は「自分でもできる仕事だから」、3位は「時間の融通がきくから」。この3つは、オフィスワークの仕事を探す際に重視した点とも重なる(前頁表2-1)。当初重視していた点が期待通り満たされていることが、その仕事を続ける上でまずは大事なのであろう。
そして4位には、やはり「店長や社員の雰囲気がよいから」という人間関係、ついで「仕事内容に興味がもてるから」がランクイン。この2項目は、それが満たされていないと「辞める」ことにもつながる、大事なポイントだ。
また、他と比較してオフィスワークが高めの理由としては、「会社が有名・または信頼できるから」「服装や身だしなみのルールが厳しくないから」「職場がきれいだから」というのもある。継続して働くなら、こうした職場環境も大切ということだろう。

(表3-1)オフィスワークを辞めた理由

(表3-2)オフィスワークを続けている理由

vol.12 : PDFダウンロード

ページトップへ

4 オフィスワーク 職種別でみる求職者動向

最後に、オフィスワークをもう少し詳しく見たデータを紹介したい。
一口に“オフィスワーク”といっても、具体的にどのような仕事があるのだろう。
右の円グラフ(表4-1)は、オフィスワークを希望している人について、もう少し詳しく聞いた職種の結果だ。
これを見ると、オフィスワーク希望者のうち6割以上が「一般事務」、ついで2割が「入力・オペレーター業務」を希望し、以下「受付・秘書」、「医療事務」と続いている。
職種によって、その属性や意識などにも特徴がありそうだ。順に見ていこう。

(表4-1)希望の仕事内容(オフィスワーク希望者)

まずは属性から(表4-2)。
オフィスワーク全体でみると、20代後半~30代前半の女性に特に人気があるというのは前述の通りだが、職種別ではどうだろう。
まず目をひくのが、「受付・秘書希望者」における女性20-24歳の多さだ(約4割)。女性30-34歳は2割程度にとどまり、オフィスワークのなかでは年齢層の若い職種と言える。
逆に「医療事務」は、女性30-34歳の割合が4割弱と高め。
また、「入力・オペレーター希望者」では、男性や女性15-19歳の割合がやや多いという特徴が見られる。

(表4-2)希望最低時給(オフィスワーク希望者)

では、こうした職種によって、仕事選びの際の重視点にはどのような違いがあるのだろう。下表4-3に、それぞれの重視点をランキング化してみた。
どの職種も「イエチカ」「給与」「時間の融通」が上位に並んでいるが、受付・秘書希望者では「給与」がイエチカを抜いてトップ、入力・オペレーター希望者では「自分にもできそうな仕事」がトップとなっている。この「自分でもできそうな仕事である」という項目は、ほかの一般事務職や医療事務・受付秘書では1割以下であることから、入力・オペレーター特有の特徴と言えるだろう。

(表4-3)希望の職種における仕事選びの際に重視する点(オフィスワーク希望者)

希望の雇用形態を見てみると(表4-4)、オフィスワーク全体では、「アルバイト・パート」と「正社員」が3割強ずつ、「派遣社員」が1割、「契約社員」が5%足らず。
細かい職種別に見ると、一般事務では「正社員」が4割近くと最も多い一方、医療事務や入力・オペレーターでは「アルバイト・パート」が半数近くにのぼる。
一口に「オフィスワーク」といっても、その仕事内容・職種によって、希望する雇用形態もさまざまだ。

(表4-4)希望の雇用形態(オフィスワーク希望者)

では、希望の時給はどうだろう。右表4-5は、前述の「希望の雇用形態」で「アルバイト・パート」「契約社員」「派遣社員」と回答した層の、希望時給の分布である。
これを見ると、医療事務希望者が、その希望額が最も低いことがわかる。時給900円未満が半数近くにのぼる。逆に受付・秘書希望者では、時給1200円以上の希望が3割近くと高い。

(表4-5)希望の時給(オフィスワーク希望者)

vol.12 : PDFダウンロード

今月のまとめ

オフィスワークのイメージは「無理せず働ける」仕事

オフィスワークのイメージは「無理せず働ける」仕事オフィスワークを希望する理由の上位は「仕事内容が自分にあっていそうなので」「身体が疲れにくい仕事内容なので」など。仕事内容に関する項目もトップ10入りしているが、求職者全体に比べればポイントは低い。仕事内容へのこだわりよりも、無理せず働けることを重視しているのだろうか。

不満のトップは平均的に高いはずの給与?

オフィスワークの給与は比較的高めだといえる。しかし、オフィスワーク従事者の不満点トップは「給与が低い」ことだ。給与に不満を抱いている人のみを抜き出すと、時給900円未満が半数近くで、1000円台以下をあわせると8割近くにのぼる。働きやすさ重視で仕事を選んだとしても、いざ働いて時給が1000円台以下であったりすると、働いているうちに不満を持つようになる、ということなのかもしれない。

一般事務では正社員、その他の職種ではアルバイト・パート希望が多くなる

希望の雇用形態は、正社員とアルバイト・パートが共に3割強。残りが派遣社員、契約社員、特こだわらない、となる。しかし「一般事務」では正社員がトップ、その他の職種ではアルバイト・パートがトップとなる。

ページトップへ

前のページへ

応募数を増やしたい!

応募改善記事一覧はこちら

面接率を上げたい!

面接改善記事一覧はこちら

採用成功したい!

採用成功記事一覧はこちら

定着率を上げたい!

定着改善記事一覧はこちら

お役立ち資料ダウンロードLIBRARIES

一覧はこちら

平均時給レポート

最新の平均時給レポートはこちらから無料でダウンロードできます

労働市場データ

最新の労働市場データはこちらから無料でダウンロードできます

雇用契約書等ひな型

雇用契約書などのひな型はこちらから無料でダウンロードできます

ポスターテンプレート

求人ポスターのテンプレートはこちらから無料でダウンロードできます

セミナー・イベント情報SEMINARS AND EVENTS

一覧はこちら