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長期休暇時の応募動向~冬期休暇編~ (2)

長期休暇、帰省、お正月にクリスマスなどの定番イベントなど、多くの人にとって慌ただしい時期となる年末年始。また同時に、その時期は、年末商戦や観光・レジャースポットの繁忙期であり、業種・業態によっては、求人のニーズが高まる時期でもある。そんな、学生にとっても企業にとっても“特別”な冬期休暇。今月は、この時期の求職者動向を追ってみよう。

INDEX

4 冬期休暇前後応募者の希望勤務日数

~目一杯働きたい高校生、そうでもない大学生~

1週間のうち勤務したい日数を調べてみると、まずフリーターの場合(図4-1)、11月から1月まで変化はあまり見られない。また、勤務日数の内訳だが、どの月も「3日~5日」という回答がトップで、しかも8割以上がこの回答に集中している。
それに対して、高校生の変化は特徴的だ(図4-2)。応募がグンと増える12月に入ると、前月までは「1日・2日」が30%以上占めていたが、それが半減。逆に「6日・7日」が4倍にも増えるという結果となった。冬休みという短期間を有効に使いたいという気持ちの表れ、とも考えられる。
ところが大学生は(図4-3)、11月、1月の応募アップ時に勤務日数が減る傾向にある。11月と1月は、12月と比べると「1日・2日」が増え、結果として「6日・7日」は減少していることで、それが伺える。しかも、すべての月で「1日・2日」が3割~4割を占めている点も目を引く。

図4-1. フリーターの1週間の勤務日数

図4-2. 高校生の1週間の勤務日数

図4-3. 大学生の1週間の勤務日数

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5 冬期休暇前後応募者の求職期間

~年末年始を横目にのんびり探す大学生~

では、この冬期休暇に、求職期間はどのくらい充てるのだろうか。そこで、まずはフリーターだが(図5-1)、取り立てて大きな変化はないものの、12月に入って「1週間以上~2週間未満」で探す人が増え、逆に「1ヵ月以上」が減っていることがわかる。冬休み突入に向け、やや早めに探すという傾向と言えるだろう。
その変化は高校生になるとより顕著となる(図5-2)。12月には前月と比較して一段と「1週間未満」が増え、1月に入ると、また下がる。応募数が増える12月に限っては、高校生は実質フリーターより1週間は早く仕事を見つけているようだ。
一方、大学生(図5-3)の変化だが、応募が増える11月と1月は「2週間以上~1ヵ月未満」と「1ヵ月以上」が増加した。結果として、年末年始に向けて短期で探す傾向が強くなるフリーター、高校生に比べ、その前後の時期でより長期に探す大学生、という図式が浮かんでくる。

図5-1. フリーターの求職期間

図5-2. 高校生の求職期間

図5-3. 大学生の求職期間

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今月のまとめ

  • 冬期休暇期間とその前後の11月~1月では、とくに応募が増える属性はフリーター、高校生、そして大学生である。しかし、そのタイミングは個々に微妙にバラつきがあり、また希望条件や重視点も異なっている。そこを踏まえた上で、各属性に合わせた採用プランを立てることが、とくに年末年始に繁忙期を迎える職場では効果的と考えられる。
  • フリーターの応募数が増えるのは12月下旬から1月初旬にかけて。まさに年末年始の時期と重なるのが大きな特徴で、この時期へのピンポイントの求人は効果的だろう。希望する勤務期間は12月が1週間以上~3週間未満、1月に入ると1週間未満と変化する点も押さえておきたい。希望勤務日数は1週間に3日~5日。また、この時期は希望する時給がやや下がり「1000円未満」が増える傾向に。
  • 高校生は、応募自体の総数は少ないが、11月下旬から徐々にその数が盛り上がり、12月半ばにはピークを迎える。しかし、年末から1月にかけて一転して応募数は低下するので、採用時期には注意が必要だ。また、高校生は冬休みが短いため、集中的に働きたいという意識が強い。しがって、週6日~7日勤務をより好む傾向にある。希望時給は1000円未満が多い。また、求職期間が1週間未満と短いため、募集から採用までの迅速さも大事なポイントだろう。
  • 大学生は、冬期休暇での応募総数も多く、人材としては大いに活用したい属性だ。ただ、応募数の増減がフリーターや高校生とは異なり、かつ複雑なので注意したい。最初のピークは11月の中旬。そこから1月初旬まで徐々に減少し、一転して中旬から増えはじめ、1月末に2度目のピークを迎える。採用時期は、この11月と1月に合わせることが効果的だ。また、高校生と異なり、長期勤務が可能だが、勤務日数は週1日~2日の希望が増える傾向にある。


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