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アルバイトで大学生が最も重視する条件とは? 2018年最新調査結果から

「時間に余裕がある今のうちに新しいバイトを見つけたい」など、この時期は大学生の求職活動が活発になります。年末の繁忙期が迫ってから人材不足で慌てないためにも、大学生を採用するなら今がまさにチャンスです!

そこで、大学生を対象としたアルバイト意識調査の結果をもとに、有効な採用方法と雇用につなげるためのポイントについて探ってみました。

INDEX

大学生が希望する勤務日数や時間は?

年間における大学生の求職動向を見てみると、もっとも応募数が多いのは2月。一方、3月と11・12月は、応募数が減少する傾向にあります。そのため年末の繁忙期までに求人を検討しているのであれば、求職者数が安定している10月までに人材を確保できるよう、求人活動を行うのが得策です。
では、大学生のアルバイトを採用した場合、1人当たりどの程度の労働力を期待できるのでしょうか。大学生がどのくらいの時間をアルバイトに使ってもよいと考えているのかを調査した結果、最も多い回答は「週2~3日」「1日4~5時間程度」でした(グラフ1)。厳密に言えば、学年によっても変わってきますが、全体的には「学業と両立しながら、無理なく続けられるペースで働きたい」と考えている学生が多いことがグラフから読み取れます。一方で、長期休暇を利用して集中的に稼ぎたい、と計画する学生もいるようで、その場合は週5日、あるいは1日8時間程度を短期間にまとめて働きたい、という回答も見られました。

グラフ1.希望の勤務日数/勤務時間数

 

何かと多忙な大学生。最も優先したい条件とは?

次に、「大学生がアルバイトを探すきっかけ」についてグラフ2を見てみましょう。この調査の結果、最も多かった回答は「貯金を増やす」でした。大学生活の後半になると、就職活動や卒業旅行などでまとまったお金が必要となります。そうした出費に備え、貯金を増やしたいという学生も多いようです。次いで多かったのが「趣味に使う」「生活費を補う」で、サークルや趣味など自由な時間が多い大学生にとっては、日々の生活に必要な資金を得るためにアルバイトを始める学生が多いことが分かります。
一方、金銭的な理由以外では、「自分自身のステップアップになると思って」「視野を広げたい」「いろんな仕事をしてみたい」といった回答がみられ、社会人になるための準備、あるいは社会経験の一環としてアルバイトを捉えている学生も多いようです。そういった大学生においては職場にも「将来に向けての経験値を上げられること」や「いろいろな経験をさせてくれること」などを求めていることが分かります。

グラフ2.バイト探しのきっかけ

では、アルバイトを探す際、大学生はどのような点を重視しているのでしょうか?(グラフ3参照) 「給与が高いこと」をポイントとして挙げた学生も多いのですが、給与条件を超えてダントツで多かったのが「勤務日数・時間・シフト変更・休みの融通がきくこと」でした。大学生は、本業である学業のほかに、サークルや友人との約束など、アルバイトと同じくらい優先度の高い予定がスケジュールに入っています。しかも、それらのスケジュールは非常に流動的であるため、シフトが柔軟に変更できることが最も重視されています。
また、注目すべきなのは、仕事のやりがいや仕事内容への興味よりも、「店長や社員・同僚の人の雰囲気がよいこと」を重視しているという点です。たとえ週に数日、1日数時間のアルバイトであっても、良好な人間関係や働きやすい環境を求めていることが分かります。アルバイト募集の際にも、職場の雰囲気や同僚の様子が伝わるような求人を出してアピールすると、学生たちの心に響きやすいと言えるかもしれません。

グラフ3.バイト探しで重視するポイント

 

自己成長を目指す前向きな姿勢と、合理的な考え方が共存

「アルバイトを探すきっかけ」や「アルバイト選びで最も重視する点」を見ていくと大学生は、自身のプライベートや学業を両立できるシフトと給与が最も重要なことが分かりました。しかし同時に、大学生は間もなく社会人としての一歩を踏み出そうとしている段階です。そのため、アルバイトや仕事に対する意識にも大学生ならではの特性が見られます。「バイトに対する考え方」についてアンケートを取った結果、特徴的だったのは、「いろいろなアルバイトを経験したい」「仕事を通して、自分の目標や夢を実現させたい」と考えている割合が、他の属性(高校生、主婦、フリーター、シニア)に比べて、非常に高かった点です。また、「自分のやりたいこと」や「自分に向いていること」を現在探していると答えた割合が高い点も、大学生ならではのポイントと言えるでしょう。

一方で、「アルバイトはお金を得るための方法だと割り切っている」「嫌になったら辞めてもいいと思う」と考えている割合はともに6割を超えており、さらに、「ひとつのアルバイトを長く続けたい」と考えている割合は低くなっています。
つまり、アルバイトでの経験を自身の成長につなげたいと考えている反面、アルバイトではWワークや副業などで色々な経験したいといった考えや、嫌になってまで続ける必要はない、といった非常に割り切った合理的な考え方を併せ持っていることが、大きな特徴だと言えるのではないでしょうか。

まとめ

●調査結果の中で、着目すべきポイント

◆学業やサークル活動などで多忙な大学生にとってのアルバイト探しにおいては、「収入面」と「シフトの融通がきくこと」が最優先条件
◆大学生特有のバイト先で重視するポイントとして、「色々な経験が積める」「いろいろな業務が経験できる」など社会に出る前の“社会経験の一環”としてアルバイトを捉えている
◆仕事へのやりがいや興味よりも「店長やお店の雰囲気が良いこと」を重視している
◆アルバイトを自己成長につなげたいと考える反面、「無理してまで続けない」「Wワークなどにより色々なアルバイトをしてみたい」といった非常に合理的な考え方も併せ持っている

以上のポイントを踏まえ、実際に雇用につなげるためには、
●“Wワーク可”“短時間~OK”などといったシフトの融通性をアピールすること
●職場の雰囲気や同僚の様子が分かるような工夫が必要
●将来のキャリア形成に役立つメリットや教育体制をアピールすること

この3点を重点的にアピールすることが、とても重要なポイントだと言えるでしょう。

 

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