POSレジとは、販売と同時に売上データ・顧客情報の管理システムを搭載しているものを指します。これを使えばリアルタイムで情報を分析できるため、うまく活用すると利益アップを狙えます。
この記事では、POSレジ導入の目的と6つのメリットについて解説していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

POSレジを導入する最大の目的は利益アップ！

POSレジを導入する大きな目的は、売上データの収集・分析や、人件費の削減などで利益を向上させること。
従来のレジは単純な料金の計算や商品情報の登録をするだけの機械でしたが、POSレジはお客様の商品購入情報を蓄積し、それを分析するシステムが組み込まれています。

POSレジは手動で時間をかけていた作業の効率化を進めながら、分析で利益アップを狙います。他にも色々なメリットがあるので、次の項目で具体的に見ていきましょう。

POSレジ導入の6つのメリット

1.売上データをリアルタイムで分析し経営戦略に活かせる！

POSレジを導入するメリットの１つは、商品を販売すると同時に、どんな商品がいくらで売れたかというデータ収集が可能な点です。
リアルタイムで情報を管理できるため、人気商品の在庫が減ってきたら随時発注したり、逆に無駄な在庫を減らしたりと、販売の機会を逃しません。

単純にデータを蓄積するだけでなく、性別や年齢などの顧客データを組み合わせて分析することで、マーケティングに役立つのもポイントです。
天候や来店人数などの情報もプラスすれば更なる売上アップも狙えるでしょう。

2.人件費の削減と業務の効率化を図れる！

売上データが自動で集計されると、従来のレジで必要となるレジ締めが不要となり人件費の削減に繋がります。「計算が合わずに帰れない……」といったトラブルも基本的にありません。

手動作業が減って業務効率化が進むと、経営戦略の立案・顧客対応など人間の知恵を使うべき仕事に時間を割けます。近年のPOSレジは操作が簡単で誰でも操作できるため、社員の教育コストも削減します。

3.間違いを減らし顧客満足度を向上させる！

ヒューマンエラーをゼロにすることは難しく、レジの打ち間違いなどによるクレームも時にはあるものです。POSレジを導入すれば、商品の金額を最初に設定するだけで料金の手入力がなくなり、ミスとクレームを減らします。

4.社員の不正を防止して無駄な損益を減らせる！

社員やアルバイトの不正防止もPOSレジのメリットです。POSレジでは、社員ごとにアカウントを発行し、入力データの改ざんや空打ちなどの不正を抑制できます。

また、売上金額を自動で計算し、閉店後の点検作業が簡単に。仮に不自然なデータが残っていれば、入力された時間や担当者情報を元に原因追求も可能です。社員を疑いたくはないものですが、不正を防止することで、無駄な損益を減らせます。

5.複数店舗の売上を一元管理できる！

経営規模が大きくなって複数の店舗を運営する場合、売上データの分析や顧客情報管理には手間がかかりますが、各店舗にPOSレジを導入すれば全店舗のデータを集積して分析できます。

店舗ごとの比較も簡単にするので、それぞれの売上状況・顧客層・人気商品などを確認しながら今後の戦略立案に活用しても良いですよね。

6.WEBサイトと連動して情報を一元管理！

メリット5のように実店舗同士でデータが共有できるだけでなく、WEBサイトとのデータ連携ができることもPOSレジ導入の大きなメリットです。サイト上の顧客データ・購入履歴を実店舗での営業に活かしたり、実店舗からサイトへ誘導するなど、相乗効果が期待できます。

実店舗とWEBサイトの両方を運営しているなら、POSレジ導入の意義は大きいでしょう。

営業形態や目的に合わせて最適なPOSレジを選ぼう！

現在は、飲食店向けや美容室・エステサロン向けなど、色々な種類のPOSレジが開発されています。
単独店舗か複数店舗かなど、お店によって営業形態や導入目的も異なりますので、状況に合わせて最適なPOSレジを選びましょう。

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出典元：クラウドPOSレジで業務効率化と売上アップを支援するPOS＋

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